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猫の行動

子猫の時の遊び
猫は幼い時代から、遊びを通していろいろなことを学習していきます。猫同士や他の動物との付き合い方やひとりで狩りをする方法(野生の猫では大切な能力です)を身につけるのも遊びを通してです。
つまり、猫の遊びには「運動を主体とした遊び」の他に「社会的遊び」と「物に対する遊び」があるのです

他社との付き合い方を覚える生後3〜9週齢の社会化期
生後3〜9周齢を、猫の社会化期といいます。この時期の遊びは「社会的遊び」が中心です。社会的遊びとは、他者との関わりを中心とした遊びのことです。
この時期に母猫と離されたり、ひとりで過ごすことになった子猫は、他者との関係を上手に築けなくなってしまいます。一方、いろいろな人(男性や女性、老人から子供まで)や様々な動物と接した子猫は社会的に成熟した猫に育つでしょう。


3週齢
子猫同士の遊び開始。突進するようにして遊ぶ。

4週齢
取っ組み合い。前足で抱え込んで後ろ足キック。

5週齢
忍び寄って襲い掛かる遊び。狩りの基本が完成。

6週齢
追いかけっこ。かなりのスピードで追い回す。

狩りを習得 生後9〜18週齢の若年期
若年期になると、「社会的遊び」が減り、「物に対する遊び」が増えてきます。
生存のための能力「狩り」を習得する時期です。18週齢になると、子猫同士の社会的関係が薄らいできて、巣立ちの準備が始まります。
「物に対する遊び」は大人の猫へと向かうステップであり、これを経験して自立いあた大人猫になっていきます。子猫を家庭に迎えるのは、この若年期が一番多いと思います。
おもちゃを数種類用意し、10分でもよいですから片手間でなく全力で遊んであげましょう。
いろいろ工夫をしてこちらも楽しむことが継続の鍵です。

遊びがマンネリ化して、おもちゃへの興味を失ってしまうと、刺激的な動きをする身近なものである人の手や足に興味を示すようになってしまいます。
人間の手足に向かって激しくじゃれつく行動が見られる事も少なくありません。これを「猫の攻撃性」と考える飼い主も多いですが、放置すれば問題行動化する事もあります。
遊び相手になるのは、飼い主の大切な勤めなのです。

適度に遊ぶのが大事 生後16周齢〜成熟した青年期
青年期になると、体格も生活のリズムも安定してきます。
それと共に遊びの量は減ってきます。しかしこれを「もう遊び相手はしなくてもいい」と解釈してはいけません。
猫が大人になってしまうと、「猫は散歩もいらないし、一人で遊んでくれるから手間のかからない動物だ」と思って、食事とトイレの世話だけしている飼い主もいるかと思います。

成猫は自分から積極的に遊ぶことは少なくなりますが、遊びが嫌いになったわけではありません。
野生時代には刺激の多い生活を送っていたはずの猫に、退屈で新鮮さのない生活を送らせ続けると、いろいろな問題や肥満などをもたらします。
人と同様に、猫でも、精神と肉体の健康的な発達と維持には、適度な刺激と運動は不可欠です。

人と暮らす猫を「閉じ込められた猫」ではなく、「よく家族としての猫」として考えるなら、遊びによって精神的にも肉体的にも適度な刺激を与えましょう。
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