狂犬病の予防接種 人間にとっても恐ろしい狂犬病については、法律で 「生後90日以上になったら予防接種をし、以降も年1回、受けること」 と定められている。動物病院のほか、地域の保健所が催す定期会場でも接種を受けられ、 「狂犬病予防注射済票」を交付してもらう。 狂犬病の危険度 狂犬病ウイルスに感染すると、神経系統を侵されて凶暴になり、マヒ、昏睡、最後は死に至ります。 治療法はありません。人間にも感染し、同様の症状を現します。 日本ではここ約半世紀、発祥例はないものの、世界的には減少していません。毎年数万人の死者が出ています。狂犬病が根絶している地域はごくわずか。子犬の輸入が増加している昨今、いつ日本に狂犬病ウイルスが侵入してもおかしくはないのです。
その他ウイルス 犬ジステンバー ジステンバーウイルスは、呼吸器からの感染が多くほかの犬との接触や排泄物からの感染もある。潜伏期間は1〜4週間、せきなどの呼吸器疾患、下痢などの消化器疾患からはじまり、やがて神経、脳がやられる。死亡率は50%と高く、子犬に発病することが多い。 犬パルボウイルス感染症 きわめて抵抗力の強いウイルスで多くは犬の排泄物や吐しゃ物から感染する。 潜伏期間は数日、下痢や血便、嘔吐、発熱などが特徴で、腸粘膜や心筋細胞を侵していく。子犬の場合は突然死もあり、死亡率の高い病気である。 犬伝染性肝炎 アデノウイルス1型といわれるウイルスによる病気。ほかの犬の排泄物や唾液を経て口や鼻などから感染する。潜伏期間は2〜8日間、発熱や食欲不振、下痢などが見られ、肝炎を引き起こす。子犬では突然死の原因のひとつとなる。